エミレーツ航空 ドバイ経由でアンマンへ
関西空港で駐機中のエミレーツ航空 ボリュームたっぷりの機内食
| 【左】いつかは乗ってみたいと思っていたエミレーツ、ついに乗る機会に恵まれました。私が関西空港で初めて目にするエミレーツ航空機は、エアバス（A340-500）で、双発機ではなく、４発機です。最近、双発機が多いなか、エンジン４個は何だか心強い感じがします（笑）。安全性には何の関係もないのかな？ 座席は２−４−２の配列でした。 Emirateは首長国という意味です。Emiratesは、この場合、United Arab Emirates （アラブ首長国連邦、略してＵＡＥ）のことです。アラブ首長国連邦は７つの首長国から成り立っています。エミレーツ航空は、そのうちの一つ、ドバイを拠点としているアラブ首長国連邦の航空会社です。機内サービスの良さで高い評判を得ています。一度乗りたかった航空会社です。 関西空港発着というのがうれしい。関西圏の住人としては、成田空港まで行くのが一苦労ですから・・・。それに中東方面に行くのにはドバイ経由が面白いとも思っていました。ヨーロッパ経由より短時間ですし・・・。 【右】水平飛行に入るとすぐ食事です。なかなかのボリュームです。これを食べるために、わざわざ夕食を抜いていた私は完食しました。あとは眠るだけです。 ２３時１５分発ということで、深夜の食事となりました。関西空港からドバイまで９時間あまりの飛行になります。 |
A340-500型機のパーソナルテレビ トランジットでドバイ空港免税店に立ち寄る
| 【左】各座席の前にテレビがついています。パーソナルテレビ（シートテレビ）では映画が１００種類も用意されているとのことですが、そんなのを見ずに眠りましょう。明日からはかなり歩かなければならないんですから。でも、時々画面を眺めて、飛行コースを確認していました。 行きの飛行コース 関西空港 → 北九州 → 上海 → 武漢 → 昆明 → コルカタ → ムンバイ → アラビア海 → ドバイ ちなみに、帰りの飛行コースは違っていました。 ドバイ → アラビア海 → イスラマバード → ウルムチ → 北京 → ソウル → 関西空港 【右】９時間３０分の飛行の後、経由地のドバイ国際空港に到着です。アンマン行きに乗るまで４時間ほどの時間があります。免税店街に行ってみましょう。何故か、明るく、黄金色に輝いて見えます。石油成金たちのにおいがプンプンしています。実際、貴金属も多く売っています。下の写真でもう少し詳しく見ましょう。 |
| 【左】アラビア語・・・これから、いやというほど目にすることでしょう。ちょっと慣らしておきましょう（笑）。 【右】空港でくじ引きをやっています。豪華な車が当たるようです。さすが、産油国、リッチですね。でも、トランジットで車が当たると、お持ち帰りは大変そうですね（笑）。 |
| 【左】貴金属店 朝がまだ早いせいか、人はそれほどいません。現地時間、午前５時です。帰国時に夜１０時過ぎに立ち寄ったときには、ごった返していましたが。 【右】民族衣装も売ってます。ガラベイヤ（ゆったりしたワンピースのようなもの）やカフィーヤ（頭のかぶり物）です。でも、ヨルダン・シリアでこんな民族衣装を着ている人たちは、このマネキンのようなすらっとした人ではなく、でっぷりと腹の出た太い人ばっかりでしたけどね（笑） |
ドバイ発アンマン行きのエミレーツ航空 ・・・ あと３時間でヨルダンの首都アンマン
| 【左】ドバイ発アンマン行きの朝食。これまたおいしく完食！ 【右】エアバス（A330-200）機内のトイレの中の表示です。一番上がアラビア語でしょうね。 他はどこの言葉でしょう？ さっぱりわかりません。（どなたか、わかる方、教えてくださいませんか？） でも、言葉がわからなくても、何をすればいいかはわかります。とにかく、ここ↓を押したら良いんですよね（笑）。 |
ずっと砂漠の上を飛んでいきます
ワジ（涸れ川）と少しの緑 アンマン国際空港に到着
| 【左】ドバイを発ったエアバス（A330-200）は、カタール、バーレーンの沖合を通過し、サウジアラビアとイラクの国境線の南５０キロほどの所をずっと飛んでいきます。さすが、イラクの領内には入りませんでした。 だんだんとアンマンが近づいてきました。ワジ＝「涸れ川」（かれがわ）が何本も走っています。所々に小さな村や緑の畑が見えることもあります。 【右】現地時間の午前９時過ぎ、アンマン国際空港に到着です。アンマン国際空港は、正式には、クイーン・アリア国際空港（Queen Alia International Airport）といいます。前国王フセイン１世（在位1952〜1999）の３番目の妻アリアの名前に由来します。 なお、フセイン１世は、現国王、アブドゥッラー・ビン・フセイン（アブドゥッラー２世）の父親です。現国王の写真はヨルダン各地で目にすることになりました。空港到着の瞬間から、ヨルダンは立憲君主国だということに気づかせてくれます。 アンマンはヨルダンの高原地帯に位置しているため標高は高い。この空港も標高７３０メートルです。そのせいもあるのでしょうか、気温は猛暑だった今年の日本の夏とそれほど変わりありません。３５度程度でしょうか。 |